編曲の要素とは?合奏の効率を上げるチェックポイント
東京・神奈川で外部講師への依頼を考えている吹奏楽部顧問の方は、musikerkreis.comへご相談ください。この記事では、吹奏楽部を指導する方へ向けて、指導者が知っておきたい編曲に関する知識と、合奏を効率よく進めるためのチェックポイントについて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
吹奏楽指導者が知っておきたい編曲について
吹奏楽指導を行う場合、編曲の意図を読み取って適切な指導をするためにも、編曲の要素について知っておくことが大切です。編曲の要素には、音域・音色・強さ・速さがあります。
音域
バンド全体で鳴らしたい音域や、楽器ごとによく鳴る音域を意識する必要があります。低音域は聞こえにくいが高音域はよく目立つなど特徴にも違いがあり、演奏する音域が楽器ごとに異なります。よく鳴る音域とそうでない音域では、楽器の響きも異なってきます。
音色
各楽器独自の音を指し、音色の特徴を素材として活かすことが重要です。単独で目立たせるだけでなく、あえて重複させるなど、場面によって使い分けていることが特徴です。
強さ
和音を重ねたり楽器の量を増減させたりすることで、強さ・音量にも変化を出します。
速さ
曲のテーマにあった速さを認識し、使い分けることが重要です。
この4つの要素の変化があるほど、難しく面白い曲になっていきます。こういった要素に変化をつけていくのが、編曲なのです。また、編曲には楽器の配分や増減、フレーズ単位の対比も重要になってきます。
吹奏楽指導を行う場合は、事前にスコアをよく読むことはもちろん、編曲についても意識するようにしましょう。編曲の意図や基礎を知り、演奏でどう表現するべきなのか、指導者がしっかりと把握しておくことが大切です。
※出典田端利則光星学院八戸短期大学研究紀要 第26巻 53~65頁(2003)>>初心者のための合奏指導と指揮
合奏を効率よく進めるためのチェックポイント
合奏指導には様々な問題点が挙げられます。
- 演奏者が要求されたことを理解できない
- 理解できても演奏できない
- 伝達に時間がかかる
- 伝達方法が定まっていない
- 行動に無駄が多い
- 指導者の練習方針が定まっていない
- アクシデントに対応できない
上記のような点がその例といえます。こういった問題点を解決し、合奏を効率よく進めるために、合奏指導者は以下のチェックポイントを意識してみてください。
- 技術的な壁をこえる練習指示を出せているか
- 楽器本体のコンディションを整えているか
- 様々な奏法を知っているか
- リハーサルや指示のスピード感に問題はないか
- 曲のイメージをきちんと持たせられたか
- リハーサルに無駄はないか
- 他者のアドバイスや協力を受けているか
- 演奏者に負担がかかりすぎていないか
- アンサンブルを楽しめているか
こういった点を見直すことで、問題を解決に導くことが可能です。
合奏がうまくいかない場合、演奏者の問題もありますが、指導者の問題も多くあります。
上記のチェックポイントを意識して、無駄な指導を省いて効率的な練習を行うよう意識しましょう。
合奏指導でお悩みの場合は、外部講師への依頼もおすすめです。
東京・神奈川で吹奏楽部の外部講師依頼なら、musikerkreis.comへご相談ください。長年の指導経験から、適切な練習のご提案が可能です。お悩みの方は、一度お問い合わせください。
※出典田端利則光星学院八戸短期大学研究紀要 第26巻 53~65頁(2003)>>初心者のための合奏指導と指揮
外部講師の依頼ならmusikerkreis.comへ!価格はお問い合わせを
合奏指導には様々な問題点があり、演奏者が起因となるもの以外にも、指導者に問題がある場合もあります。伝達や練習に無駄が多い、練習方針を立てられていないなど、指導者が意識することで解決できる問題が多々あるのです。
そのため指導者は、スコアリーディングや編曲に関する基礎的な内容から知識を深め、練習の効果が最大になるよう努める必要があります。
コンクールに向けてより効率よく、生徒も顧問も負担なく練習するためには、外部講師への依頼も一つの方法です。
東京・神奈川で外部講師のご依頼なら、musikerkreis.comへお問い合わせください。
musikerkreis.comは、30年間吹奏楽部の顧問として指導してきた経験があります。合奏指導や楽器の基礎指導、練習メニューの考案、コンクールの選曲相談まで、吹奏楽の指導に関するあらゆるサポートを行っています。
指導を行ううえで知識が足りない、練習をより効率化したいといった理由で外部講師への依頼をお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。