東京の吹奏楽コンクールには様々な部門が設けられている!
東京で部活指導を依頼したい吹奏楽顧問の方は、ぜひmusikerkreis.comへお問い合わせください。この記事では、東京都の吹奏楽コンクールの部門について紹介します。また、エントリーする部門の選び方についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。
吹奏楽コンクール(東京都)の各部門の特徴!
吹奏楽部にとって、最大の目標と言っても過言ではないものが吹奏楽コンクールでの入賞です。そんな吹奏楽コンクールは、複数の部門が設けられているので、どの部門に参加すべきか事前に確認が必要です。
吹奏楽の経験がない顧問の中には、「どの部門に参加したらいいのかわからない」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、ここからは東京都の吹奏楽コンクールを例に、部門ごとの特徴について解説します。
東京都の吹奏楽コンクールの部門は「A組」「B組(BⅠ組)」「B東日本組(BⅡ組)」「C組」の4組があり、それぞれ参加できる人数などが異なります。
A組
A組は、全日本吹奏楽コンクールの予選を兼ねている部門です。参加人数55人以内で、課題曲と自由曲の2曲の演奏が必要になります。
A組にエントリーする場合、同一校からBⅠ組への同時エントリーが可能です。BⅡ組への同時エントリーは不可能になります。
B組(BⅠ組)
31名以上35名以下の人数でエントリーできる部門です。必要なのは自由曲の演奏のみで、上位大会はありません。
B東日本組(BⅡ組)
30名以内で自由曲のみを演奏します。東日本大会を目指す部門であることが、BⅠ組との違いです。東日本大会は、北海道・東北・東関東・西関東・東京都・北陸の6支部の上位を決める大会です。A組にエントリーする学校は、この部門への同時エントリーはできません。
C組
20名以内の場合にエントリーでき、上位大会はありません。演奏曲は自由曲のみになります。
楽曲を演奏する奏者にプロを採用してはいけませんが、指揮者にはプロを採用してもいい場合があります。しかし、同一の部門で複数の団体の指揮を行うことは不可能です。
A組の場合、演奏する曲は課題曲と自由曲の2種類があります。課題曲は、コンクールごとに設定されており、キーを上げたり、アレンジをしたりすることは厳しく禁止されているので注意しましょう。自由曲は学校ごとに好きな曲を選べますが、著作権法に抵触しない楽曲を選ぶ必要があります。
楽器の編成は、木管楽器・金管楽器・打楽器などスコアで指定された編成で演奏する必要がありますが、部門によってはピアノ・電子楽器(エレキベース)の使用が認められていないため、注意しましょう。
なお、今回は東京都のコンクールを例に解説しています。部門ごとの特徴はコンクールによっても違うので、参加する際はあらかじめ要項を確認しておくことが重要です。
吹奏楽コンクールの各部門の選び方とは?
吹奏楽コンクールには、複数の部門が設けられているため、どの部門に参加したらいいのか疑問を持つ先生もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、東京都の吹奏楽コンクールを例に、部門の選び方について解説します。
A組
部員数が多く、全国大会を目標とする学校はA組を選びましょう。
55人まで参加できるため、部内選考を行わずに全員で出場することもできますし、36人以上であれば選抜メンバーで出ることも可能です。
また、他の部門と違って課題曲・自由曲の2曲演奏する必要があるため、練習時間や技術面で余裕がある学校が参加する部門といえます。
B組(BⅠ組)
参加できる人数は、31名以上35名以下となります。BⅠ組はA組との同時エントリーが可能なので、部員数が多く選抜メンバーでA組にエントリーしているが、残りのメンバーでも大会に出場したいという場合は、この部門でエントリーできます。
B東日本組(BⅡ組)
30名以下でエントリーできる部門なので、A組よりも少人数の編成で上位大会を目指したい場合、この部門を選ぶことになります。
C組
20名以内の部門なので、部員数が少ない、他の学校と合同出場を考えているという学校はこの部門を選ぶことになります。
東京で吹奏楽コンクールに向けた部活指導を依頼するなら
吹奏楽コンクールには様々な部門があり、参加できる人数などが異なります。そのため、部員数や部活動の掲げている目標と照らし合わせて、最適な部門を選ぶことが肝心です。
東京で吹奏楽コンクールに向けた部活指導を依頼したいという方は、ぜひmusikerkreis.comにご依頼ください。吹奏楽部顧問経験が30年ある講師が、日頃の基礎的な練習から、コンクールに向けた練習まで、幅広くサポートいたします。
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